暮らす事、食べる事を大切にすることは家族を友人を大切にすること。インスタグラム@granden25


by grandeN

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

Livre 本
Tables & Deco テーブル
Cuisine  美味しいもの
Voyages  旅行
Maison 家
Les enfants 子供達
Quotidien 毎日
Francais フランス語
Table de N  サロン
A propos プロフィール

HP、お問い合わせ

ホームページ


お問い合わせはこちら
*季節ごとの自宅サロンのお知らせは、ご希望の方にメールにてお送りしています。お知らせメーリングリストに登録ご希望の方はお問い合わせからどうぞ。

以前の記事

2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
more...

ライフログ


フランス流しまつで温かい暮らし フランス人は3皿でもてなす (講談社の実用BOOK)


Mon Salon No.01: スクールとサロン運営とセンス磨きのためのスタイルMOOK (SEIBUNDO Mook)


鍋ひとつでできる お手軽フレンチ

最新のコメント

mcherryさん、妹さ..
by grandeN at 06:30
こんにちは♪  お..
by mcherry0929 at 14:46
のんびりだな〜、向こうは..
by grandeN at 09:06

フォロー中のブログ

パリときどきバブー  f...
いつものパリ
Suite in Style
ふらんす物語*とうきょう物語
ゆうゆう時間
musashino diary
幸せのテーブル*flow...
テーブルの真ん中
SHIZENブログ
千鳥Blog
長峰菜穂子ブログ
Bienvenue en...
Atelier Junko
丸山洋子スタイル
Cozyで楽しい暮らしに...
かるぺ・でぃえむ
2人でお茶を
The other side
日々の暮らし
てぶくろ
Petit Bourge...
Rose ancient...
la maison de...
keiko's pari...
気ままな日々綴り
パリ流ダイアリー(Pet...
morille et p...
ふらんすさんぽ
海空土
Beautiful Ga...
RELISH ~日々を愉...
わたしいろ
ricaro journal
秋田のテーブル、秋田のごはん

外部リンク

ブログジャンル

家族生活
インテリア・収納

画像一覧

フランスで出会った日本の器とテーブルウェアフェスティバルで再会(くらし部門)

長々としたタイトルですが、先日のテーブルウェアフェスティバル初日の出会いのお話の続きを。

毎年、丼ばかりを集めたコーナーがあって、日常使いの優しい器が見られるので立ち寄る。
夫と二人で気に入った丼をみつけ、ほかの美濃焼もじっくり見る事にした。
ある陳列棚の前に来たとき、夫も私も同時に立ち止まった。

私が初めて夫の家に行った時(もう25年以上前)、「これはたぶん日本の器だと思うけれど、知ってる?」とお義母さんがコーヒーを入れてくれたカップ&ソーサー。持って見るとあまりに軽くて薄い。そしてはっきりとしたブルー&ホワイト。
「有田焼なのかな。」と思い、飲み終わったカップをひっくり返すと、そこには「日本」とだけ記されていた。
でも日本でこのカップ&ソーサーを見た事がない。柄もなんとなく中国を思わせたので「本当に日本製なのかしら」と心の中で思っていた。
その後、日本に帰国してからもこの器が誰かの家で使われていたり、店で見たりする事はなかった。

が、そのカップ&ソーサーが美濃焼コーナーの一角にあった。
カップの底には薄くレリーフが入っていて、透かすと絵が見えるようになっていた。でも、お義母さんのカップはこうはなっていなかった。
d0170823_10124315.jpg
そこにいたお店の方に、実はフランスの実家にこれと同じカップ&ソーサーがあって、と話しかけてみた。
その方はすぐに「これはうちが代々130年前からフランスとドイツ輸出用に作っている物なんです。日本国内ではあまり出回っていないのですよ。」と教えてくださった。今はその方、6代目がこの器を作り続けているのだそうだ。(お店は丸直製陶所

「でも一つ違うのはカップの底のレリーフ、夫の実家のカップには入っていなかったんですけど。」と言うと、「あ、それは戦前に作られた物ですよ。戦後に浮き彫りをするようになりました。」との答え。
今までの疑問がサーッととけた。東京ドームにいる事も忘れて、私はフランスの実家のリビングルーム、ビュッフェ棚の前でカップ&ソーサーを眺めている気分になった。

家に帰ってすぐ、フランスのお義母さんにこの事を報告した。お義母さんは「これにはクリーマーとシュガーボウルもセットになっていて、よくわからないのだけれど、親戚の誰かがプレゼントしてくれたものらしい。」と言っていた。戦前に美濃焼をプレゼントし、愛用していたフランスの家族達。その上、この器を作っている岐阜県と実家のあるブザンソンは姉妹都市になっている事を思い出した。

こうなったらね、もちろん連れて帰りましたよ!

d0170823_10124197.jpg


d0170823_09022064.gif
にほんブログ村 料理ブログ テーブルコーディネートへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らし上手へ


________________  お知らせ   _________________
d0170823_09372487.jpg
おかげさまで増刷(3刷)になりました!

by grandeN | 2017-02-03 10:47 | Tables & Deco テーブル | Comments(14)
Commented by Yuko at 2017-02-03 11:16 x
これはすごい出会いですね!
でも偶然ではなく必然だと思います。
読んでいて私までとっても嬉しく温かな気持ちになりました♡
Commented by grandeN at 2017-02-03 15:44
でしょう?
呼ばれたっていうか、これを見つけたとき、夫と二人で
「えっ?!」となりました。
日本製じゃないのでは?と勘ぐっていた自分が恥ずかしくなりました。
ヨーロッパにしかない和食器、おもしろいですよね。
この薄さ、Yukoさんに試して欲しいです。
Commented by kurokam at 2017-02-03 21:14
なんて素敵なエピソード!世界は思いがけないくらい昔から繋がっていたのですね。
Commented by grandeN at 2017-02-04 07:24
そうなのです。この器の事はずっと不思議で、若かったとき、食器にあまり興味がなくても気になっていたのです。テーブルウェアフェスティバルで出会えるなんて、ビックリしました。
Commented by uransuzu at 2017-02-04 08:42
こういう出会いって、心が踊りますよね〜♪
時間の流れと異国の繋がり、この器にどんな物語があるのか、、私まで妄想して感激してます(笑)
Commented by grandeN at 2017-02-04 14:27
てぶくろさん、不思議なご縁ってありますね。
実家の義母は「日本と知らないうちにつながっていたのね。」と言っていました。
Commented by ちしゃねこ at 2017-02-05 02:35 x
こんにちは。ブログランキングから参りました。

素敵な出会いですね!
日本のアンティークの器は、時々ロンドンでも見かけますが、遠い昔に日本から渡ってきたと考えると、
色々な物語がありそうですよね。

私は岐阜育ちですが、姉妹都市のことを知らなかったので、
勉強になりました。

またブログにお邪魔させていただきますね(^^
Commented by grandeN at 2017-02-05 06:39
ちしゃねこさん、ご訪問ありがとうございます。
アンティークと言えるんだろうかって言うくらい普通になじんでいる器なので、本当に日本から来たのか〜と感慨深く思いました。
岐阜県とはいろいろ交流があり、岐阜県の方がブザンソンに来たり、ブザンソンから訪問したり、うちの義母もそのグループに参加した事もあるんです。
これからもよろしくお願いします。
Commented by francana at 2017-02-05 18:16
ふしぎな縁があるものですね~ 長い年月をかけて解けた疑問、これは運命ですね(笑)。
フランスとドイツ向けに作られた美濃焼があったなんて、初めて知りました。お義母様も感慨深いものがあるのでは。
さいごの写真を拝見するに、薄くて軽そうですね。美濃焼は厚めのイメージがあったので、新鮮です。
Commented by grandeN at 2017-02-05 18:33
francanaさん、本当に薄くて軽くて、そのせいで私は最初に触った時、日本製じゃないと思ってしまったのです。現在、丸直製陶所さんは、シンプルな北欧っぽい器を薄く軽く作っていらっしゃいました。
わざとヨーロッパ好みの中国っぽい絵柄っていうのも、面白いと思いました。
Commented by 白江亜古 at 2017-02-05 19:05 x
お久しぶりです! でもこのブログはちょこちょこ覗かせていただいています。すごくグッとくるお話ですね。大事に大事にされてきたものと、そのいずるところのルーツと現代のオーバーラップ。のぶこさんもどうぞ末永く、この物語とティーカップを大事にしてくださいね。こういうことが、家族をつむいでいくことの本当の幸せなのだと、また感じ入りました。ありがとうございます。
Commented by grandeN at 2017-02-05 20:48
亜古様、うわぁ、光栄です!コメントありがとうございます。
ちょっとびっくりするお話ですよね。わさわさした東京ドームの中で、周りが止まった様に感じる瞬間でした。途切れていた輪がつながった感じです。家族をつむぐ、ですよね。このカップでコーヒーをいただくのは今の一番の楽しみです。
私もちょうど先週、亜古さんが関わった本から素敵な言葉をみつけて、グッときていたところ。こちらこそありがとうございます。
Commented by kanafr at 2017-02-06 01:54
常日頃、物との出会いはご縁だと思っています。
瞬時に心惹かれたものもあれば、このように長い月日を経て、ご家族の絆を一層深めるようなご縁の品物もあるんだなあと、感じ入りながら読ませていただきました。
心に残る素敵な記事を読ませていただき、私にとっても至福の時間になりました。有難うございます。
Commented by grandeN at 2017-02-06 08:46
本当にそうですね。義母の家でみたときは、いつか自分も同じカップを日本で買う事になるとは想像していませんでした。ストーリーがつながると、ただの『もの』以上の力を持つんですね。何気なく通り過ぎて行く一つ一つの『もの』に対して心を配ろうと思いました。だから断捨離は無理なんです〜(笑)
名前
URL
削除用パスワード