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カテゴリ:Quotidien 毎日( 140 )

【私がもらったクリスマスプレゼント】

クリスマス後から年始にかけて家族でスキー旅行に行ってきました。
久しぶりに5人揃ってのバカンス。このときを秋からずっと楽しみにしていました。

5人家族というのは、旅行でホテルに行くと3部屋取らなければならないことも多く、食後は別々の部屋という、少し寂しいことになります。というわけで、何日かまとまって家族で泊まりに行くときは必ずホテルではなくバカンスハウスを選択しています。
【私がもらったクリスマスプレゼント】_d0170823_13471017.jpg

バカンスハウスはホテルの部屋に比べるとリビングルームがあったり、スペースに余裕があって自由で好きなのですが、一つだけ弱点があるとすれば「自分で食事を作らなければならない」ということ。
うちの休暇がいつもバカンスハウスだと知っている人からは
「信子さん、よくバカンス中も料理する気になりますね。」
と言われます。作りたくてバカンス中も食事を作っているのではないのです。ただ、何日もレストランの食事というのも胃が疲れてしまいますし、レストランに行くとなると、近くにレストランがない場合ワインを飲むのも控えることになります。食べて飲んでゆっくりするならやはり自分で食事を作るしかないのです。

年末年始だったし、久しぶりに日本に帰国した娘にも美味しいものを食べさせようと必死で食事を作っていたらバカンス最後のほうに段々疲れてきてしまいました。他の人はスキーのあと、ビデオを見たり、雑誌を読んだりしているのに、私だけが「さて何を作ろうか」となるわけですから。

そんな晩、何気なく夫に
「今日はレストランに行かない?何度か前を通った雰囲気の良いレストランがあったじゃない?」と言ってみたら
「ゆっくりしたいから家が良い。」と言う返事。
それを聞いたら、なにかがプチっと切れて久しぶりに不機嫌スイッチが入っていまいました。
今なら私自身が頑張りすぎていたな、なんで他の人に料理を作ってと言わなかったのかと思えるのですが。

キッチンでガチャガチャと大きな音を立てて料理を始めた私のただならぬ雰囲気に子供達は顔を見合わせていたようです。夫に「どうしたの?大丈夫?」と聞かれても後の祭り。
料理中に足りないものが出てきて、「スーパーで買ってきて!」と不機嫌に夫に言うと、夫と長男と次男が3人で出かけて行きました。

娘と2人になると、娘が「なんか飲もうか?」と言ってくれたので、やっと座っておやつを食べながらおしゃべりタイムになりました。ぶつぶつと文句を言う私の話を聞いてくれて、なんだか気が晴れてきたときに、男3人が帰ってきました。

リビングに入るなり、長男が「はい、これプレゼント。」と毛糸で編んだネックウォーマーをくれました。
そのネックウォーマーは数日前にそのスーパーに行った時に、入り口そばの地元の人の作ったクラフト製品があるコーナーに置いてあったものでした。手編みの優しい風合いに惹かれていたのに、買わずに帰ったことを長男と次男が覚えていたようでした。スーパーに着くなり、そのネックウォーマーを一生懸命探したそうです。それを聞いた途端、不機嫌スイッチがOFFになりました。

ネックウォーマーにはそれを編んだ方の「暖かくてチクチクしません。」という手書きのメッセージがありました。少し遅れたクリスマスプレゼントになりました。



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by grandeN | 2020-01-20 14:44 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【ガレット・デ・ロワとクリスマスの終わり】

土曜日にフランス人の友人の家に呼ばれてガレット・デ・ロワをいただきました。
南仏出身の彼らのガレット・デ・ロワの伝統は、シードルを一緒に飲むこと!
夫のフランシュ・コンテ地方の伝統はシャンパンと飲むこと!その違いに驚き合いました。ガレット自体だって、フランジパンの一般的なものは南仏でもフランシュ・コンテでも伝統時なガレットではないことも発見。日本にいろんなお雑煮があるように、それぞれの地方にいろんなガレット・デ・ロワがあるんだな。
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そして昨日、クリスマスから日本に一時帰国していた娘がフランスへ飛び立ちました。クリスマスが大好きな彼女からお願いで、彼女がフランスに行ってからうちのクリスマス飾りを片付けてほしいと言われていました。
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というわけで今日の午前中はやっと、家のデコレーションをクリスマス仕様から冬仕様へ。彼女と過ごした3週間を思い出していたらちょっと寂しい気持ちになりました。

クリスマス、お正月と、美味しいものも食べたし、ライブにも行ったし、スキーもしたし、バレエも観たし、お買い物したり、カフェでお茶したり、楽しく過ごしました。しっかり充電してまたフランスの大学に戻っていく彼女。少し寂しいけれど大丈夫。向こうには大好きな友達が待っていてくれる。



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by grandeN | 2020-01-13 20:48 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【Bonne Année! Meilleurs voeux pour 2020!】

明けましておめでとうございます。
素晴らしい一年を!

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娘もフランスから一時帰国して賑やかに過ごしています。
健康第一、愛情たっぷり、楽しい毎日の2020年でありますように。

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by grandeN | 2020-01-01 19:26 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【今年最後のディナーのお招き】

さあ、いよいよ今年もあと10日。ということで、今年最後のディナーのおもてなし(クリスマスパーティーは別です)。
ずっと呼びたくて、でもお忙しい方々なのでなかなか呼べなくて、私の方も週末にいろいろと用事がある日々が続き、もう今年は無理かなと思った時にポッと空いた土曜日の夜。

1週間前を切ってからダメもとでお誘いしてみたら、奇跡的に超ご多忙なお二組に来ていただけることになりました。
飛行機から降りてすぐの人、東京駅に新幹線で着いてそのまま来てくれた人、翌日にヨーロッパに発つ人。それぞれが一緒に集まれた土曜日の夜。

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テーブルは赤オレンジのリネンで今年の夏フランスで買ったもの。それに合わせてオレンジ〜サーモンピンクのストライプのナプキン。
モダンなカトラリーはサーブル製でデザインはサラ・ラヴォワンヌ。
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前菜はサーモンムースと牡蠣のオイル漬けをそれぞれ最中にはさんでサンドイッチで。
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メインはGigot de 7hという南仏料理。本当にオーブンで7時間煮込んだラムレッグ。
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皆さんが帰った後の、短くなったろうそく。

とてもスタイリッシュな、もしもずっと前からの友人じゃなかったら、その肩書きを聞いて緊張してしまうような人たち。そんな人たちでも気兼ねなくディナーに呼べるのは:

ー 呼ぶのが直前だったため、作り込んだおもてなしでなくても「急だったから〜」という言い訳があった。(これは実は大切。マナー本どおりに数週間前から招待したら、ハードル上がってしょうがないです。)

ー 小洒落た料理ではなく、時間のない人たちに時間のプレゼント。つまり、7時間も煮込んでいる時間のない人たちだからこその煮込み料理。

ー そしてなんといっても、「この人たちに会いた〜い。」という気持ちが原動力だから。

本にも書いていますが、おもてなしは自分のためにやっているんです。

忙しい方ほど、時間を作るのが上手。そしてその時間は目一杯楽しむ。クリスマスの温かい雰囲気の中、趣味のこと、これからやりたいこと、社会情勢などなど、夜更けまでおしゃべりしました。皆さんが帰った後の短いろうそくを見ながら楽しかった時間を思い出す。

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by grandeN | 2019-12-21 08:35 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【今年のクリスマスはどうしましょうか】

秋も温かく、まだまだと思っていたのにもう11月も半ば。クリスマスのことを堂々と考える時期になりました。

和の文化では「はしり」とか「なごり」を大切にして、早めに季節を感じられるよう配慮したり、余韻を楽しんだりします。素敵な慣習だと思いますが、クリスマスに関しては、早すぎると気分が乗らず(気温のせいでしょうか)当日までに少々飽きてしまう気がします。

クリスマスの雰囲気が好きなだけにそれは悲しい。というわけで、サロンのデコレーションもアメリカのサンクスギビングデー(11月第4木曜日)あたりまでお預けにしています。解禁の日が来たら、思い切り楽しめるように。クリスマスソングに関しても同様です。

ここ数年は、サンクスギビングのころ、大好きなpupuramossさんを招いて、クリスマスリースのワークショップをしています。もみの木などの香りに包まれて、一気にクリスマスのスイッチが入ります。
リースができたら家中にクリスマスの飾り付けをします。その時はクリスマスソングをかけながら。

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さて、今年のクリスマスはどんな飾りにしましょうか。インテリアショップや雑貨店で目にするものには一定の流行りが感じられます。思いっきりその流行りに身を任せるのもよし、王道のクラシカルなものを追求してもよし。

今年も茗荷谷のekreaキッチンショールームでクリスマスディスプレイをします。こちらはこの夏リニューアルしたショールームの雰囲気に合わせて、モダンなクリスマス。
サロンの方は、クラシカルな雰囲気になる予定です。

どちらもこの一年に感謝して、家族や友人と過ごす温かい雰囲気を大切にしたいと思っています。
それぞれのデコレーションが終わりましたら、またご報告します。

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by grandeN | 2019-11-13 16:32 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【マクロン大統領とセーヴル磁器】

 G20が終わりましたが、フランスのマクロン大統領はG20に先立って2日早く来日していました。その2日間、在日フランス人を東京の大使公邸に招いたり、天皇皇后両陛下から午餐に招かれたりと、忙しく過ごされていたようです。

日本在住のフランス人数は1万人以上ということですが、大使公邸のレセプションには全てのフランス人が招かれていました!

でも当然、1万人も公邸に入れないので、メールの招待に返信した先着1000人が招待状を手にしたとのこと。平日の昼間でしたが、公邸はお祭りムードで盛り上がったと聞きました。建物内に入りきらない人々のため、庭にテントが張られて大きなスクリーンで大統領のライブ演説を聴くという、ガーデンパーティーのような雰囲気。
この時の大統領の演説がエリゼ宮のツイッターに載っていましたが、とてもダイナミックでフランスの未来と日仏関係の未来が輝かしく感じられました。


(フランス語です)

2020年の東京オリンピックのあとは2024年のパリオリンピックです。パリでのジャポニズム一連のイベントも大成功でした。そんな理由もあって、ますます日仏関係が強くなっていく予感です。

さて、そんなマクロン大統領、秀才というだけではなく、ブリジット夫人とともに、文学や芸術などに造詣が深いことでも有名です。
先日フィガロ紙のある記事が目に止まりました。

フランス大統領公邸のエリゼ宮。同じ建物に住んでも歴代大統領はそれぞれに習慣も趣味も違う。その中で、マクロン大統領が大切にしていること、それは食器なんだそうです。
昨年、セーヴルに1200点のサービスを注文したとのこと。

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(セーヴル磁器の絵付け:フィガロ紙サイトより)

エリゼ宮が最初にセーヴル磁器を購入したのが1872年。デュプレシスがデザインした"Aux oiseaux"。それから新しい大統領が就任するたびにほぼ全員が、それぞれの趣味に合った食器を新調されているそうです。

その中でもマクロン大統領の注文は1200点と膨大でした。招待客300人を一度にもてなせるように、今までのデザインを一新したモダンな"Bleu Elysée"というサービスをセーヴルに注文。コンペでコンテンポラリーアーティスト、Evariste Richer氏がデザインを担当することに決まりました。食器はエリゼ宮の設計図をモチーフにしたデザインになるそうです。この食器で最初にもてなされるのはどこの国の人でしょう。その晩餐会を見るのが楽しみです。

マクロン大統領はコーヒー党で、好みのコーヒーマシーンをどの国に行く時も持参されているとのこと。その時にコーヒーのみならず、セーヴルのコーヒーカップも持参されているので、担当の方はとても気を使うんだそうです。今回のG20でも、合間にセーヴルのコーヒーカップで一息入れていたのでしょうね。

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by grandeN | 2019-06-30 11:57 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【エッセSummerプレゼンテーションに行って来ました】

梅雨晴れの気持ち良い日に、お庭の緑が美しい椿山荘でエッセSummerプレゼンテーションが行われました。エッセのプラチナレポーターをしているので定期的に参加しています。この会ではエッセ読者が興味を持つような商品を各企業がプレゼンしてくれます。実際に試食したり、化粧品を試したりできる楽しい会。

まずは大好きな椿山荘。
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迎え花
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今回は5つの企業のプレゼンを聴きました。
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オリーブオイルを使った化粧品で有名なDHCから『パーフェクトリップスティック』

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白い歯になるアパガードで有名なサンギから虫歯にならない『アパデント』

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お菓子の森永から素材を楽しめる『マクロビ派ビスケット』

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お酢のミツカンから『黒酢ドリンクシリーズ』

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MANARAの『ホットクレンジングゲル』と『BBリキッドバー』


テーブルコーディネーターとしては、ディスプレイも気になるところ。どの企業のディスプレイが好きですか?私はそのときは気づかなかったのですが、なんとなく癒される・親しみやすいと思った企業はディスプレイもそう考えて作られていたようです。

商品を試せること以外に私がこの会で楽しみにしているのは、各社のプレゼンを聴くこと。女性ばかり集まっているから女性のプレゼンテーターがなじむかと思えば、意外に優しい語り口の男性のプレゼンに惹きつけられたりします。資料は会社のものですが、それをどう紹介するか、どう話すかというのを見るのが結構好きです。私たちの暮らしの中で困ったこと、必要なことに寄り添った視点からプレゼンされると、「そうそう!」とうなづきながら聴いてしまいます。

DHCのパーフェクトリップスティックは、天然オイルを使っているので伸びが良く、くちびるを乾燥から守ってくれる上、カラーも良いと思いました。颯爽としたプレゼンテーターの方が素敵。
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白い歯のアパガードのサンギから虫歯予防のアパデント。NASAの技術から研究開発したそうです。歯って、結構表面が傷ついているそうです。目に見えない傷を埋めて、歯を滑らかにするときれいなだけではなくて虫歯の原因も予防できるそうです。ちなみに8月1日は「歯が命の日」だそうですよ!
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森永といえば子供が喜ぶお菓子ですが、自然と調和した体に負担のかからないおやつとしてマクロビ派ビスケットが開発されました。グリーンラベルといってパッケージ裏の材料を見ても安心の内容。その上、美味しかったです。子供にも安心して与えることができそうだし、自分も罪悪感なく食べられそう。

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ミツカンから黒酢ドリンクシリーズ。味見しましたが、私はブルーベリーが好きでした。CMのヨーグルト黒酢が一番人気のようです。確かに朝ごはんに良さそう。オイルなしのドレッシンソースもありました。こちらは好きなオイルを加えられるというもの。中華っぽくしたいならごま油。イタリアンならオリーブオイルという感じで。
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最後はMANARA。実は今回初めてこの企業を知ったのですが、興味を持ちました。起業するきっかけが、社長の岩崎さんの肌荒れの悩みから始まったというのも面白かったです。そしてこのBBリキッドバー。BBは苦手な方ですが、これは欲しい!と思いました。開発された方がお話してくださったので説得力も大きかったです。
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というプレゼンテーションの会でした。皆さんの参考になればと思います。


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by grandeN | 2019-06-14 08:41 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【 森瑤子の帽子 を読んで】

大学生の頃、「大人ってこんな風に恋をしているのかぁ」と思いながら読んだ森瑤子さんの本。描かれる場面がバーだったり、異国のホテルだったり、男女の駆け引きも粋すぎて、非現実的で自分には無縁の世界だと感じました。
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それから数年後、国際結婚して日本に戻ってきて読んだ彼女の本からは違う印象を受けました。子供の話がたくさん出てきて、私の少し先の未来を描いているよう。イギリス人のご主人の頑固なまでにスタイルを守る姿、その主張の仕方、怒っている時の皮肉な表現。ヨーロッパ全土かどうかはわかりませんが、自分軸がしっかりしているその様子はうちの夫にも共通しています。

80年代の日本で「国際結婚」というとまだ特別に見られていて、白人男性と外国語が得意な日本人女性のカップルというイメージだったと思います。今は、国際結婚もバラエティに富んでいて、私の周りに増えているのは、海外に一回も出たことのない日本語しか話さない日本人女性と、日本語が堪能な外国人男性。そして彼らは日本の普通の生活に馴染んでいる。森瑤子さんの世界の国際結婚は、当時のバブルの影響もあってか、極度にセレブなイメージです。

私はこの本から森瑤子さんの子供達が当時どう感じていたのか知りたかった。子供達と言っても、私と同世代です。有名作家の母親を持ち、忙しさから家庭をおろそかにすることに警告を発する父親。末っ子のナオミさんが食事のときの様子を語っている場面で、私には彼女の気持ちが痛いほど伝わってきました。

家族のために食事を毎日作っていると、それはそれは疲れて何にもしたくない日もある。どうして私だけ、と思うこともある。それでも1品でも料理を作って家族で食べるってやっぱり大事なんだよなぁ。その蓄積が家族を作っているのだなぁ。
そんなことを思いながら昨日もキュウリを切って、ナスを炒めておりました。


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by grandeN | 2019-05-21 11:28 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【フランス人のあるディナーパーティーで】

4月にあるフランス人宅にディナーに呼ばれました。
このディナーはフランス流に、ホストの友人で、知り合い同士ではない人たちを引き合わせるディナー。
ホストは自分の友人の中で、この人とこの人は気が合うんじゃないかと思う人たちをマッチングさせるのです。楽しくなるかどうかは、その手腕と運にかかっています。もちろん、招待客も上機嫌で仲良くなろうという意気込みで参加することが大切です。

毎回、どんな人が来るのかな。仲良くなれるといいなぁとちょっとドキドキ。

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(写真は他の日のディナー。漆の朱色を取り入れたテーブルが素敵だったので。)

この日は、私たちの他にひとカップル招待されていました。ホストの夫妻と合わせると6名というのは、じっくりお話できる良い人数です。10人以上になると、グループに分かれてしまうことが多いのです。

先に着いた私たちは、ホストと一緒にもう1組のカップルを玄関でお出迎え。年代も同じくらいの優しそうな方達です。
私が日本人だと知ると、「日本語は習っているけれど、なかなか上手にならなくて。」とご主人はご謙遜。奥様の方も「でも日本は大好き。」と。

日本に駐在しているフランス人との会話の特徴は、普通はvouvoyer (敬語)を経てtutoyer (親しい人と話す言葉)になるところ、知り合う時間が短いことから、最初からtutoyerするところ。そして、普通のフランス人はいきなり自分の働いている会社名を名乗ったりしないのですが、駐在の人たちは共通の友人を見つけて早くお近づきになりたいのか、どこで働いているの?とすぐに聞き合うところ。駐在員の世界は狭く、友人になる時間は限られているのです。

この日もすぐにご主人が、大きな会社で日本に工場まであるフランスの某メーカー勤務だと知りました。この企業はフランス本国からの駐在員が多くて、何人も知っている人が勤めています。共通の知人がいるのではないか?と嬉しくなって、

「勤務地はどこですか?工場?事務所?」と聞きました。
ご主人は「どちらかというと事務所です。」との答え。

なんとなく釈然としないなか、日本での仕事について会話が進んでいったときに、さっきの自分の質問を思い出して冷や汗をかくことに。
だって、ホストが彼に

「社長だとこんなときに大変だよね。」って言うんだもの。

会話って難しい。

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by grandeN | 2019-05-12 15:05 | Quotidien 毎日 | Comments(0)

【素敵なお宅にランチにおよばれ】

春一番のようにサーっと通り過ぎてしまった4月。いろんなことがあってあっという間でした。
心に残ったことを書き留めておきたいと思います。
まずは、素敵なおもてなしを受けたこと。

『フランス人は3皿でもてなす』というサブタイトルがついている本の著者を、気軽に家に呼んでくれる人というのはあまりいないのです。当のフランス人は、そんなことは気にせず(というか知らず)食事に呼んでくれるのですが。

私の自宅で季節ごとにやっているレッスンは、フランスやテーブルコーディネート などを中心に私が興味をもっている内容をレクチャーして、その内容に沿ったテーブルコーディネート やフランス家庭料理を作り、試食していただく、というもの。インテリアやテーブル、料理や話題などすべてが一つになって、みなさんと良い時間を過ごすのが目的です。
そして、その先にはみなさんが家でご家族やご友人と良い時間を過ごしてくだされば、という願いがあります。なので、「教わった料理を家族に作りました。」「テーブルクロスをかけて家族で食事をしました。」というご報告をいただくと本当に嬉しいです。

そんなレッスンをやっている人を家に呼ぶのはちょっと緊張するという気持ち、わかります。私も料理研究家の友達を家に呼ぶのはやはりドキドキします。でも、私は人の家に呼ばれるだけでとっても嬉しいのです。もっと仲良くなれる気がするから。お料理とか、片付けとか、そういうものは「家に呼んでくれる」という事実に比べたら小さなディテールだと思うのです。

私を家に招いてくださった方がいました。大学の先輩。数年前に同窓会的な集まりで再会し、その時に近況を伝えたところ、私のレッスンに他の先輩も誘って来てくださるようになりました。先輩の最初の就職先が海外の食器メーカーだったということからもわかるように、昔から食卓に興味を持っていらっしゃいました。

この日のテーブルはブルー&ホワイトを基調にしていて私もブルー&ホワイト気分だったので、とても嬉しく。
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「3皿でいいんだっていう、その言葉で救われたよ。」と言ってくださって、女子の昼間の集まりに野菜を中心にした軽やかな料理。美味なサラダとローストビーフ。簡単レシピも伝授してくださいました。
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デザートは一人の先輩のお土産。デザートをのせたお皿がとても素敵でつい「これはもしかして?」なんて器の話も。ご自分で集められた食器、お母様からの食器など、大切な器たちを使わせていただきました。

軽やかなお料理と、すっきりとしたテーブル。外と内の境界線が絶妙な設計のお宅。先輩の気を使わせない心遣い、学生時代から知り合いだという居心地の良さ、時を隔てて大人になって再会できたこと、全てがありがたかったです。長女の私にとって先輩方はまさに姉達。

食卓を囲んで、爆笑の話も、しんみりの話も、心にひびく気持ちの良い時間でした。
私たちを遠くから、そして近くから見守る、この方達のおかげもあったかな。
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ル・クルーゼアンバサダーに選ばれました。


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フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

by grandeN | 2019-05-10 15:32 | Quotidien 毎日 | Comments(0)