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フランスの若者と日本の若者

日仏比較文化学者Muriel Jolivet先生の「フランスの若者と日本の若者」という講演会を聴きに、Institut Franco-Japonais(日仏学院)に行ってきました。
フランスの若者と日本の若者_d0170823_16544820.jpg

実の所、この頃様々なプロジェクトを同時進行していて、ゆっくり座って講演会を聴く心のゆとりはなかった、”忙しい”文字通り”心を亡くした”状態でした。
しかし、私が所属するLes Amies de Langue Française(フランス語婦人会) が主催し、なおかつ知人が企画している講演会だったので他の用事を後回しにして足を運んでみました。
これが、すっごく面白かったのです〜!

日本の若者はピーターパンシンドロームに代表されるような「大人になりたくない」子供達だと言われて久しいのですが、実は現在のフランスでもその傾向が強まっているとの事。
コスプレ(ロリータ、ゴスロリ、メイドカフェ)のようなファッションが一部のフランスの若者に支持されるようになり、外見のみならず、中身も日本に近くなっていると言うのが先生の分析。
「モラトリアム人間の時代」小此木啓吾 は30年も前の著書ですが、今の日本でも十分通ずる「大人になるのを遅らせようとする心理」が精神科医の著者によって説明された本。
それに通ずる視点でありながら、20年遅れて、2002年にフランスで出版された"La France en culottes courtes" Robert Ebguy(ショートパンツのフランス)は、子供のような遊びに興じる大人や、フランス人の子供化について書かれた本。
その時期に、日本ではパラサイトしない女性の視点で書かれた「ノンパラ」山本貴代が出てきました。
初婚年齢、初産年齢、共にほとんど同じフランスと日本。昔はフランスと日本があまりに違うので、国際結婚していると心配されたりしましたが、若者世代ではこんなに近くなっているんですね。
フランスの若者と日本の若者_d0170823_16551621.jpg

読書の秋です〜。(それと食欲の秋ね。おともはサツマイモのケーキ)

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# by grandeN | 2011-10-12 17:00 | Français フランス語 | Comments(1)

フランス語、読めますか?

テーブルコーディネートを始めてみて、なんと多くの方がフランスやフランス語に興味を持っているかと驚く事がしばしばあります。
テーブルやおもてなしの歴史にフランスが良く出てくるので当然の事かもしれません。
興味を持つだけでなく、すでにフランス語の基礎的な事は分かっている方にも良く会います。
でも言葉の構造の難解さに途中であきらめてしまった人が多いのも事実。
しゃべるのも難しいですが、読み書きが大変な言語です。
フランス語、読めますか?_d0170823_175976.jpg

フランス人の子供はどうやってフランス語を読めるようになるのでしょう?
「ひらがな」「カタカナ」をマスターすれば子供用の絵本が読めるようになる日本語。同じ幼稚園くらいの年齢だと、フランス人の方が一人で本を読める子供の割合は少ないと思います。なぜなら、写真を撮るように48個の字を覚えてしまえばほぼ存在する全ての音を表現できる日本語に対し、子音と母音の組み合わせによって音を作って行くフランス語は文字とあらゆる組み合わせも覚えなければならないので、読めるようになるのに時間がかかるのです。

フランス語、読めますか?_d0170823_17553797.jpg


そこで、数年前から小学校に導入された画期的習得法がMethode globale(グローバルメソッド)です。
ABCの文字を一通り認識できるようになったら、とにかく覚える。例えば lit (ベッド)は昔なら、LとIで「リ」、最後のTは読まない。などと教えていたのをとにかく「リ」と読ませる。良く出てくる言葉をこの要領でまるで写真を撮るようにひとまとまりで覚えさせる。そうすると、教科書でいつも習っている言葉だけが出ている本は読めるようになるのですが、他の本はわかんないという状態に最初はなります。しかし、そうやって丸覚えして行くうちにだんだん組み合わせのパターンも学んで読めるようになると言う方法です。

ここまで来ると、今度はフランスの子供の方が日本の子供よりも簡単に本が読めるようになります。意味が分からなくても全ての言葉が読めるので、辞書さえあればかなり高度な本も読めます。日本語は数千もある漢字を数年かけて覚えて行くのですから小学生、ご苦労さんです。
最終的な習得の難易度はどっちもどっちと言う感じでしょうか?

フランス語、読めますか?_d0170823_1885959.jpg

アー、レ ボンヌ スープ!

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# by grandeN | 2011-10-10 18:21 | Français フランス語 | Comments(2)